富山インド協会


2026年 活動報告

現地に視察団を派遣

 富山インド協会(会長・蒲地誠北日本新聞社長)は3日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で総会を開き、インド映画の上映会や現地への視察団派遣といった2026年度事業計画を承認しました。視察団は協会設立15周年を記念し、11月に北日本新聞社や北日本四政経懇話会と合同で視察団を派遣します。
 総会で蒲地会長は「インドは、急速な経済成長と人口増加を背景に、国際社会で重要な地位を占めている。インドと富山をつなぐパイプをより太くしたい」とあいさつしました。新田八朗富山県知事の代理、西経子副知事が祝辞を述べました。

「人的交流拡大を」片桐氏(全日本空輸CX推進室地域創生・観光部上席マネジャー)が講演

 総会に合わせて講演会も開き、全日本空輸(ANA)のCX推進室地域創生・観光部上席マネジャーで、インドに12年間駐在しANAインド総代表を務めた経験を持つ片桐常弥氏が講師を務めました。「インドをもっと身近に~多様な人材の宝庫~」と題し、インド人材を多様な日本企業が受け入れている事例を紹介。「日本の社会問題の課題解決にサポートしていただく人材として非常にふさわしい」と述べ、日印間の人的交流拡大の重要性を強調しました。

 片桐氏は、インドのGDP成長率が6%以上の堅調な伸びを続けており、世界主要国の中でも著しい経済発展を遂げていることを紹介。人口も14億人超で世界第1位となり、平均年齢は約29歳と若年層が豊富だと説明しました。一方、人口の約50%が地方に居住し、失業率が高いという課題があることも指摘。「地方で20代の若者が多く失業率も高い。こうした人材こそが日本で活躍できる可能性を秘めている」と述べました。

 インド人材の魅力は「温厚で誠実。語学力もあり、英語は多くの人が問題なく話せる」と説明。高知県の農業生産法人や山形県の宿泊施設で技能実習生を受け入れていることなど具体的な成功事例を紹介し、インド人材が職場の活性化をもたらしているとしました。

 講演の中では小野啓一駐インド大使のビデオメッセージも放映され、大使は日印間のさらなる交流活性化を呼びかけました。

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