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富山インド協会

ごあいさつ


富山インド協会会長
北日本新聞社代表取締役社長

蒲地 誠

 富山インド協会は、富山とインドとの交流促進を目的に、2011年9月に発足しました。これまで、インドへの訪問団派遣や民族舞踊公演の開催など、経済・文化両面の相互理解の深化に向けたさまざまな活動を展開してまいりました。

 インドの発展は目覚ましく、人口は2023年半ばに中国を抜き、世界最多になるとの推計が公表されました。2022年度のインド国内の新車販売台数は485万台となり、日本を抜いて世界3位に躍進しています。今後も成長が見込まれる国であることは言うまでもありません。また、インド映画「RRR」が日本を含む世界各国で大ヒットし、注目を集めたことも記憶に新しいところです。

 近年、日印の結び付きは一層強まっています。2014年に構築した「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」に基づき、新型コロナの感染拡大期を除いて首脳の相互訪問が毎年行われており、経済協力や安全保障において緊密に連携しています。2023年5月のG7広島サミットの際に行われた日印首脳会談では、留学生の増加など人的交流の拡大に努めることでも一致しました。アジアにおける重要なパートナーとして、両国関係は今後も大いに発展していくことでしょう。

 当会には、多彩な魅力を持ち、国際的に存在感を高めるインドと富山とのパイプを太くする役割が求められています。2023年4月にはシビ・ジョージ駐日大使が来県し、インドと富山のさらなる関係強化に意欲を示されました。2020年から3年間は新型コロナウイルスの影響で十分な活動ができませんでしたが、多面的な交流がさらに充実するよう、今後も力を尽くしたいと思っています。皆さま方のより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

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