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富山インド協会


2012年 活動報告

総会・講演会・懇親会(2012年5月25日)


犬島参与(右)の発声で乾杯し、関係者が親睦を深めた懇親会=ANAクラウンプラザホテル富山

初の定期総会に100人 交流促進へ決意新た

 富山インド協会(会長・河合隆北日本新聞社会長)は昨年5月25日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で初の定期総会を開き、会員約100人が経済、文化両面での交流促進に向け決意を新たにしました。

 河合会長が「インドはまだ社会インフラが十分ではないが、発展していくことは間違いない。文化も含め、ますます交流していきたい」とあいさつし、山辺美嗣県議会議長、森富山市長が祝辞を述べました。役員の補充も承認し、顧問に山辺県議会議長、参与に堀内黒部市長を選任。理事には、田中一郎田中精密工業相談役と朝日重剛朝日印刷会長、高田順一阪神容器社長を選びました。

堂道元駐印大使が講演


記念講演でインドの経済状況などについて話す堂道元駐印大使

 総会に続き、元駐インド大使の国際協力機構(JICA)副理事長、堂道秀明氏が「躍動するインド-揺るぎない日印関係のために」と題して記念講演し、日印関係の重要性を強調しました。堂道氏は、インド国民について「向上心が強く、今の発展の原動力になっている」と説明。現地の経済状況について、日印両国の政府が協力して進めるニューデリー~ムンバイの「産業大動脈構想」を紹介し、「日本とインドの関係を飛躍的に拡大することができる」と話しました。

 記念講演に引き続き、懇親会が開かれました。会員約100人が和やかに歓談し、経済や文化など多方面で日印両国の連携を深める決意を新たにしました。 


インド古典舞踊 バラタナティヤムを踊る 小久保シュヴァさん

 インド・コルカタ生まれの舞踊家、小久保シュヴァさん(愛知県)による軽快なインド古典舞踊で幕開け。協会名誉顧問の石井知事が「県としても本格的にインド交流を深めたい。地元企業の進出支援などに取り組む」と祝辞を述べました。来賓のインド商工会議所連合会(FICCI)JAPAN代表理事のラウ・シンイー氏が「地方の企業とインドの橋渡しをしたい」とあいさつ。犬島伸一郎協会参与(県商工会議所連合会長)の発声で乾杯しました。

 会場では裏千家・北信越ブロックの有志でつくる「ナマステ会」の16人がインドゆかりの茶道具を使った茶席を用意。石澤義文参与(全国商工会連合会長)が中締めのあいさつをしました。

 懇親会後には役員夕食会もあり、永原功名誉会長があいさつ。参与の比良竜虎在日印度商工会議所(東京)理事長が祝辞を述べ、髙木繁雄副会長(富山経済同友会代表幹事)の発声で乾杯。水口昭一郎副会長(立山科学グループ会長)が中締めのあいさつをしました。

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